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2月 23

写真から3Dモデルが無料で作成できる「Memento」の使い方と撮影のコツ

  • 3Dスキャン, 3Dモデリング
  • ガイド

撮影した写真から3Dモデルが作れるフォトスキャンテクノロジー。AgisoftやPix4Dのような代表的なソフトは数万円、数十万円と高価ですが無料で使える物もあります。

今回は最近公開されたオートデスク社が提供するフォトスキャンソフト「Memento」の使い方をまとめてご紹介します。参考までにごらんくださいませ。

 

はじめに:Mementoができること

とりかかる前にまずMementoで何ができるのかを把握しておきましょう。簡単にまとめると以下のようになります。

  • 写真を読み込んで3Dモデルを作成(クラウド)
  • 写真や3Dモデルの保存(クラウド)
  • 3Dモデルの編集(メッシュ)
  • 3Dモデルの自動修正(穴の補修など)
  • ビデオの作成
  • 3Dモデルの出力
  • 3Dプリント

写真から手軽に3Dモデルが作れるというのが最大の魅力ですね。

早速インストールしていきましょう。

 

 

1.インストール

オートデスクのウェブサイトからダウンロードできます。

  • Mementoのページからダウンロードしてインストール

 

インストールができたら早速起動しましょう。

 

 

2.アカウント作成

Mementoの利用にはオートデスクのアカウントが必要になりますので、まだ持っていない場合は無料のアカウント作成を行いましょう。

次はいよいよ3Dモデルを作成していきます。

 

 

3.写真を撮影

360度あらゆる方向から対象を撮影していきます。

この撮影がうまくできないと結果が散々なことになってしまいますので、正しい角度から正確に写真を撮影するようにしましょう。どのように撮影すればいいのか。

 

3-1.周囲10箇所から最低3つの高さから撮影

かなりの数の写真を撮影することが推奨されています。

画像にするとこういう具合です。

 

memento6

 

ひとつの高さごとに最低でも16枚は撮影。高さは最低でも3箇所。つまり少なくても30枚くらいは写真を撮影するのが望ましいということです。それぞれの角度は5~10度で区切るように指定されているので、もし可能であればトライしてみましょう。

  • Mementoはすべての写真を分析して3Dモデルを作成するので、すべての写真が正確な角度から撮影されていることが結果を左右します

 

3-2.全体が常に映る必要はない

対象物の撮影は必ずしもレンズの中に全体を収める必要はありません。Mementoは撮影されたすべての写真の重なりを理解して、どの写真とどの写真がつながっているのかを判断して3Dモデルを作ります。全体が写っていなくても正しく撮影されていれば問題ありません。

  • 全体が映る必要はない
  • カメラの画面の70%を対象物が占めるといい

 

memento7

 

左は20%くらいしか占めていないのであまりいい写真とは言えません。こういう場合は近づくか、角度をうまく変えるなどして、右のように70%が画面を占めるように工夫しましょう。

 

 

3-3.ズームはしない方がいい

全体がうまく映らない、70%にならない。そういう場合であってもズームは使用しない方がいいとされています。もし画面に大きく撮影したいのであれば、直接カメラを近づけましょう。

 

3-4.失敗のよくある原因

  • 写真がピンボケしている
  • ズームしちゃった
  • 写真はいいが、写真同士がうまく重なっていない
  • 写真の数が少ない
  • 撮影中に対象物や背景を動かした など

 

これらをクリアしていれば「おそらく」いい結果が期待できます。

これらのコツを解説した動画です。

 

 

 

4.写真を読み込む

撮影した写真を読み込んでいきます。

下記の順番で行います。

  • Create 3Dをクリック
  • 写真を選択
  • Create Modelをクリック

 

memento1

memento2

 

これで写真のアップが開始されます。

 

memento3

 

アップロードが完了したら3Dモデルの作成が自動で始まりますので、終わるまで待ちます。

3Dモデルの作成が終わったら、ダウンロードのアイコン(青い丸に囲われた下矢印)をクリックします。プロジェクトのデータがダウンロードされると共に、My Computerの蘭に作成した3Dモデルが表示されます。

 

4.メッシュを修正する

完成した3Dモデルを見ると、余計な部分ができてしまっているのが確認できます。これを消していく作業が必要です。

  • 画面左のEdit Slice&Fill
  • 画面下のSelection mode
  • これらでメッシュを選択して削除します

 

memento9

 

memento10

 

memento11

 

選択されたメッシュは緑色になります。デリートキーを押すと、選択したメッシュを消すことができますので、これを続けていきます。

 

memento12

 

こんな感じで綺麗になれば完了です。

 

 

5.メッシュの修正

メッシュに穴が空いていたり面がひっくり返っていると3Dプリントすることができません。Mementoには自動で問題箇所を検出・修正する機能があります。

  • Analyze > Defect and fix mesh issueをクリック
  • Detect issueをクリック
  • エラー箇所が検出されるのでFixをクリック

 

memento13

 

この流れで問題箇所を修正することができます。

 

 

さいごに

いかがでしたでしょうか。基本的な機能をさらっと見ていきました。

Mementoは無料のフォトスキャンソフトというだけでなく非常に高機能で、写真次第では高精細なモデルも作成が可能になります。(クラウドの処理にものすごい時間がかかるのがネックですが)

スマホで写真を撮影するだけで簡単に3Dモデルが作れる手軽さは非常にありがたいので、興味のある方はぜひお試しください!

 

  • 現在Mementは有償のRemakeとして配信されています。詳しくはこちらをご覧ください

 

3Dスキャンのご相談はお気軽にどうぞ!

 

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2 Comments

  1. Mementが正式サービス「ReMake」になって再スタート Fusion360への書き出しも可能 - Mikan 3Dソリューション
    2016年6月1日 at 10:37 AM ·

    […] 写真から3Dモデルが無料で作成できる「Memento」の使い方と撮影のコツ […]

  2. 3Dモデル – Z Labo.
    2018年5月1日 at 11:42 PM ·

    […] 写真から3Dモデルが無料で作成できる「Memento」の使い方と撮影のコツ […]

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