手軽に3Dモデルに色を塗りたい!今回はブラウザから3Dモデルにペイントができる「Paintfab」を実際に使いながら、着色の方法を見ていきたいと思います。
1. 3Dモデルを入手
まずは着色する3Dモデルを入手します。今回はこちらで用意したアヒルの3Dモデルを使いたいと思います。こちらのページへ移動して、ダウンロードをしてください。
ダウンロードは画面右にある「Download This Thing!」をクリックすると始まります。
2. Paintfabへアクセス & 3Dモデルをアップロード
ダウンロードが完了したらPaintfabへアクセスします。
まず画面左上のFileにカーソルを合わせ、Loadをクリックします。ファイルを選択するウィンドウが開きますので、先ほどダウンロードしたAhirusan.stlを選択します。
- ダウンロードしたファイルはzip形式に圧縮されていますので、必ず解凍してから選択してください
3. 色を塗っていきます
アヒルが読み込まれたらいよいよ色を塗っていきます。
画面右に表示されているブラシツールで調節することができます。
- Radius:ブラシの直径
- Intensity : 強さ
- Color : 色
4 : 完成!ダウンロード
着色が完了したらデータをダウンロードします。Fileにカーソルを合わせてSave.plyをクリックし、3Dモデルのダウンロードを行います。
正しく表示されるか、無料の3Dビューソフトで見てみましょう。
きちんと表示されたらOKです!
5. Sketchfabへ公開しよう
せっかく作った3Dモデル、たくさんの人に見てもらいましょう。画面右上のPublish to Sketchfabをクリックすることで世界最大の3Dモデル共有サイトに公開できます。
3Dモデルの名前と説明文を入力したら「Publish model」をクリックして公開します。
- 今回試してみたところ、Paintfabから直接アップロードするとメッシュが崩れてしまうトラブルが確認できました。ダウンロードしたplyファイルをSketchfabから直接アップロードすると、問題なく表示されましたので、メッシュに問題が出た場合はこの方法をお試しください。
6. 表示された!
3Dデータが公開されました!ブログに埋め込んだりシェアしたり、3Dモデルをたくさんの人に見てもらいましょう!
7. フルカラー3Dプリントしよう
正しくテクスチャが反映されるとShapewaysでもプリントできるようになります
せっかく作った3Dデータですから、3Dプリンターで出力したいですよね。ほとんどの3Dプリントサービスでは、カラー情報をテクスチャデータとして保存することを推奨しているため、Paintfabで作成したデータを少し編集しなければなりません。
plyからテクスチャを作成する方法はこちらをご覧ください。
ブラウザで色も塗れてテクスチャまで作成できる。
3Dがとても楽しくなりそうです!
動画で見る
ブラウザで簡単に3Dモデルに色をつける方法です!好きな3Dモデルを読み込んで自由に着色が行えます。詳しい解説はこちらでご覧ください!https://mikaninc.com/3d-paint/
Posted by 3Dwave on 2016年3月7日
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