3Dプリンターと聞くと、「プラスチックでできたレベルの低い造形物」を思い浮かべる人も多いかもしれません。3Dプリンターで作られたものであっても、塗装や後処理の技術を加えれば素敵なトロフィーだって作ることができるのです。
今回は3Dプリンターによって、世界中で作られたトロフィーの事例をまとめてご紹介してまいります。3Dプリンター活用の参考にしていただければ幸いです。
ホッケー世界選手権
2015年に開催されたホッケーの世界選手権で贈呈されたトロフィーです。製作したのは3DPRINTUK。ナイロン樹脂を使用して3Dプリントし、完成した原型をヤスリで表面を加工します。ツルツルになった表面に金メッキを施すことで煌びやかな仕上がりを実現しました。
Formula 1
F1の勝者に送られたトロフィーはすべてのパーツが3Dプリンターで製作されています。粉末焼結タイプの3Dプリンターを使用し、ヤスリがけを行って製作されたトロフィー。独特なデザインが特徴的です。
TechCrunch
2011年からアントレプレナーに贈呈される“TechCrunch Disrupt”。2014年に贈呈されたトロフィーがこちら。家庭用3DプリンターのMakerbot Replicatorで造形され、金メッキで塗装されています。
Mekah Design Studios
PLAフィラメントを使用して造形したものを研磨し、塗装を加えて製作されています。
CEUD
フルカラー3Dプリンターを使って造形されたトロフィー。造形と同時に着色が行える3Dプリンターを使うことで従来とは異なるアプローチでトロフィーを製作できるようになりました。
さいごに
プラスチックで作られたそっけないものと思われがちですが、後加工と塗装を施すことで、ご紹介したような素敵なトロフィーを作成することができます。
3Dプリンターを使用する最大のメリットはオリジナルのデザインで自在に製作できること。その特性を活かして素敵なトロフィーを作成してみてはいかがでしょうか。
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