片足を失ってしまったオオムのベン。バランスを取ることができなくなり、夜になって眠りに入ると止まり木から落ちてしまい、長い間不眠に悩まされていました。
足がないため食事もうまくとることができず、生活は不自由きわまりなく、それを見ていた飼い主さんがなんとかしなければと決意するまでにそう長い時間はかかりませんでした。
3Dプリンターで片足を作成
相談を受けた鳥類専門家のSteve Smith氏は地元の3Dプリント会社に連絡し、オオムの爪を作成できないかと依頼。懇願のすえプロジェクトは始動することになり、完成したのがこちら。
ベンの足に合うように、さらにしっかりと止まり木を掴めるように。それぞれの想いが詰まった爪が3Dプリンターによって作られ、ベンの足に再び装着されました。
ご満悦のベンさん。
なんだか顔色が少し明るくなったような(?)。
3Dプリンターでペットを救う
今回のベンさんのように、なんらかのきっかけで体に障害を持ってしまったペットは世の中に多く存在しており、毎日不便な生活を送っています。低コストかつカスタマイズが容易な3Dプリンターを使用することで、彼らの抱える悩みを解決できるようになっています。
新しいテクノロジーが誰かを笑顔にしていく。そんな事例をご紹介しました。
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