開発している技術
Magic Leapが開発するのは「シネマティック・リアリティ」と呼ばれる3Dコンテンツを現実世界と重ね合わせるテクノロジー。従来のARやVRとは異なり、限りなく本物のように見える(感じる)ことがこの技術の最大の強みとなっています。
- 技術の名称はデジタル光照射野シグナルテクノロジー
- 従来のように3D酔いが起こらない
- ウェアラブルデバイスからARの光を網膜に直接照射し、現実世界の光とミックスさせて表示することで、まるで現実のようなリアルさを実現する
2014年10月21日 5億4200万ドルを調達
グーグル本体が出資を行い、アプリ担当上級副社長であるサンダー・ピチャイを、Magic Leap社の重役に任命するという異常な本気度の高さを示した。
この時に発表された資料はこのGifアニメのみ。
謎のスタートアップはこれで世界から大きな注目を集めるようになった。Magic Leapが開発する新技術は3Dコンテンツをリアルな世界で「あたかも本物のように」見せるもの。その技術に対する大きな投資は噂に噂を呼びました。
2015年3月19日 驚愕のデモムービーを公開
同社が公開したデモムービー。オフィス空間の中でシューティングゲームを楽しむ様子を映した映像は、SFの世界観を現実にもってきたような衝撃的な内容でした。
2015年6月3日
Magic Leapの公式Twitterで、同社が提供するSDKがUnityやUnrealに対応することをツイート。成長を続けるゲームエンジンに対応することで、その技術が多くのコンテンツで採用される可能性を示しました。
@zaphodgjd announces SDK that supports @unity3d & @UnrealEngine at @techreview is done – releasing soon…
— Magic Leap, Inc. (@magicleap) June 2, 2015
また、6月2日のTech crunchは、Magic LeapのCEOが「われわれは研究・開発の段階を過ぎ、実際の製品導入への移行時期に入っている」と語ったと述べ、市場投入が近いことを示唆しました。
2015年10月20日
再び影を潜めていたMagic leapが2つ目となるデモムービーを公開します。机のしたで佇むロボットや、卓上にゆらめく銀河系が映し出されており、そのリアルさに、同社に対する世界の期待がさらに高まりました。
2015年10月23日
Magic Leapの技術を使って制作されたという新しいムービーが公開されます。体育館の中から突如として現れるクジラがあまりにリアルに映し出されています。
2015年12月10日 8億2700万ドルを追加調達
Magic LeapがシリーズCで8億2700万ドルを追加で資金調達中であるとForbsが発表。これで調達した総額はおよそ14億ドルとなり、製品がほとんど公開されていないミステリアスな会社に世界中が注目をしています。
==
新しい発表があるたびに、このページを更新していきます。
最終更新日:2016年1月5日
Comments are closed.