3Dプリントサービスを利用する際の注意点と必要なもの

高価な3Dプリンターも価格が下がり、自分で購入までできるようになった時代。さらに便利なことに、プロ仕様の超高価な3Dプリンターを使って、1個から発注ができる3Dプリントサービスが世界中に数多く誕生しました。

3Dプリンターを買わなくても、手軽に利用できるほか、面倒な後加工もすべてお願いできるので、個人的には3Dプリントサービスが選択肢としては魅力的かなぁと感じています。

この記事をご覧の方はおそらく3Dプリントサービスをこれから利用しようと検討していらっしゃることでしょう。そこで今回は、3Dプリントサービスを利用する際の注意点と、必要なものについて解説していきたいと思います。

 

1.必要なもの

まずは利用する前に必要なものを見ていきましょう。

 

1-1.3Dデータ

3Dプリントをするためには、形にするための3Dデータが必要です。

3Dデータは市販のソフトやアプリを使って自分で作ることもできますし、Mikanのような業者に3Dデータ作成を依頼することもできます。

3Dデータ作成の料金についてはこちらの記事が役に立ちます。

 

 

気をつけたいのは作る目的によってデザインの要件が異なることです。

例えばフルカラーのフィギュアが作りたい場合には、カラーデータであるテクスチャを作成しなければなりませんし、石膏素材は破損を防ぐために最小の厚みを2mm以上でデザインしなければなりません。

デザインルールについては後で解説します。

 

1-2.素材についての知識

以外と必要なのが、プリントで使う素材に関する知識です。

そこまで専門的な知識は必要ありませんが、作成する物や利用の目的によっては、適した素材とそうでない素材があります。プリントした後に「こんなはずじゃなかった」と肩を落とさないためにも、3Dプリントの素材に関して知っておくといいでしょう。

 

 

もし可能であれば、プリントセンターの担当者やカスタマーサポートに自分が作りたい物と仕様目的を伝え、最適な素材を選んでもらうといいでしょう。

 

 

2.注意点

次に発注の際に気をつけたいことについて解説していきます。

楽しく3Dプリントサービスを利用するために、ぜひお目通しください。

 

2-1. デザインルール

3Dプリントサービスでは造形中や後処理の最中に発生する破損を未然に防ぐため、それぞれの素材に対するデザインルールを設定しています。

 

代表的なケースで言うと、

  • 石膏の場合は2mm以上の厚みが必要
  • 突起の幅は0.3mm以上
  • 開ける穴は4mm以上 など

 

このように素材ごとにルールが設定されています。

作成した3Dデータがデザインルールに適していないと3Dプリントセンターは発注を受け付けてくれません。3Dデータを自分で作る場合や業者に依頼する際には、利用する予定の3Dプリントサービスが設定しているデザインルールを必ずチェックするようにしましょう。

 

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Mikanでは3Dプリントを目的とする3Dデータのご依頼を受けた際には、ご希望の3Dプリンターおよび3Dプリントセンターでのデザインルールに適合していることを確認のうえ、納品を行っております。

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2-2.3Dデータのエラー

3Dプリントセンターにデータを入稿した際、エラーがあって造形できないケースがあります。特に自分で作成した場合や3Dプリントの経験が浅い業者が作った3Dデータに多く見られます。

 

よくあるエラーは以下の通り。

  • 面が閉じていない
  • デザインルールに適していない
  • バッドエッジ
  • テクスチャが反映されていない など

 

こうしたエラーが表示された場合はnetfabb cloudなどの無料で簡単に利用できるウェブサービスを利用するか、手っ取り早く業者に依頼するなどしてエラーを修正してしまいましょう。

3Dプリントセンターによってはエラーを修正してくれる場所もありますので、わからない場合にはエラーの修正をお願いしてしまうといいでしょう。

 

2-3.発注先はひとつではない

3Dプリントサービスを選ぶ理由はそれぞれあるかと思いますが、3Dプリントサービスにも、それぞれ特色があるということを頭にいれておくといいかもしれません。

例えば安さで言えば国内ではDMM3Dプリントにかなうサービスはありませんが、海外にあるShapewaysという3Dプリントサービスを利用すれば、より安く済ませることができる場合もあります

一方で、フルカラー石膏でフィギュアを作る場合は、後加工のスキルによって表面の品質が大幅に変わってきますので、表面加工に定評のある3Dプリントサービスを利用することをお勧めします。

(石膏フルカラーのコスパではDMM3Dプリントが現在のところ最高です。)

2015年10月から価格が変更されており、以前より割高になっています。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

初めて3Dプリントサービスを利用する時はわからないことだらけで不安かもしれませんが、ここでご紹介したポイントをしっかり押さえておけば、満足のいくプリント体験ができると思います。

ポイントは、

  • 3Dデータのルール
  • 目的にあった3Dプリントセンターを選ぶ

大きくはこの2つですので、この2点をしっかりと押さえたうえで、最高の3Dプリント体験をお楽しみください!

 

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