3D Celが取り組むユニークなプロジェクト。
それが、渋谷駅の地下空間を完全に3Dデータ化する「Shibuya 3D Underground」です。
計測して3Dデータを作成
今回のプロジェクトは4~6人が4日間かけて渋谷駅を測量。
取得したデータをもとに3Dモデルを作成したそうです。
測量方法
- 測量脚(測量器具設置用の三脚)を任意の設置する
- 地上レーザー測量機を据えて測量を行う。測量時間は10-15分
- 地上レーザー測量機を据えた脚に全方位カメラを据え、写真を撮影する。撮影時間は1-5分
- カメラで撮影している間に、次の地点で①〜③の作業を行う
- 作業を繰り返して、測量範囲内を網羅するように計測を行う
※3DCelのウェブサイトより引用
実際に作成されたデータがこちら
今回計測した範囲は縦350メートル、横400メートルにわたる。そこに「4層5径間ホーム2面軌道4線」の構造が浮かび上がる。
普段なんとなく使っている渋谷駅ですが、アリの巣のように入り組んだ姿が今回のプロジェクトによって明らかになりました。人間の力も感じさせられます。本当にすごい。
3Dデータがダウンロードできる
作成された3Dデータは3D Celのサイトで無料配布されています。
全部で1ギガを超える超大作になっていますが、非常に貴重なモデルですのでVRやARといったアプリ開発や研究などで、ありがたく活用させていただきましょう。
Comments are closed.