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11月 28
低価格化する3Dプリンター

3Dプリンターの低価格化がここまで進んでいることについて

  • 3Dプリンター, 機種
  • 価格

家電量販店で見かけることもたまにある3Dプリンター。メーカーが所有していた特許がきれて、大幅に価格を下げているのが最近のトレンドです。

ついこの間まで数百万円としていた企業用の工作機械が、数万円のレベルにまで下がってきているのですから驚きです。一握りの人しか持てなかったマシンが、その低価格化によって多くの人の手に渡ることになったのは非常に喜ばしいことですし、社会にとっても大きな影響を受けることになるでしょう。(そのうち、の話ですが)

 

実際に多くの人から「3Dプリンターって安くなってるの?」「それってどれくらいのスピード?」「ひょっとして来年にはもっと安いのでてきたりする?」などと聞かれることも増えており、安くなっているなら買ってみようかな〜と考えている人も増えているようです。

3Dプリンターの購入を検討している方は、この記事を参考に、日本で売られている3Dプリンター以外にも選択肢があることを知っていただければ幸いです。

 

1.そもそも何で安くなってきているのか

きっかけは3Dプリンターの特許がきれたこと。

3Dプリンターの基本特許自体は2005年に機嫌切れを迎え、誰でも3Dプリンターを作ることが可能になったのですが、肝心の造形方法の特許が残ったままでした。

3Dプリンターの造形方法については下記の記事をご参照ください。

 

>>これだけは知っておきたい3Dプリンターの造形方法3つ

 

1-1.2009年:FDMの特許が切れた

造形方法の中で最もメジャーだったのがFDM。材料を溶かしながら重ねていくやり方ですが、この特許を3Dプリンターメーカーのストラタシス社が保有していたのです。

特許取得から20年を経て、2009年。ついに期限切れを迎え、これをきっかけに、3Dプリンターの低価格化が始まります。

 

1-2.メイカーボットの誕生〜個人向け3Dプリンター時代の幕開け〜

makerbotの旗揚げ

 

まず最初に注目を集めたのが個人向け3Dプリンターとして名乗りを上げたパイオニア的存在のメイカーボットです。メイカーボットは2009年からキットの発送を開始して、2011年までの間に3500ユニットを売り上げることに成功します。

 

 

1-3.3Dシステムズなど多数参入

cube3Dプリンター

 

これをきっかけに多くの個人向け3Dプリンターが開発されるようになります。日本でも有名な3DシステムズのCubeが発売されたのは2012年のことでした。

Ultimaker、Afinia、Makerbotなど名だたるメーカーの他にも、最近では少人数で結成された小さなチームが3Dプリンターを開発してクラウドファンドで資金調達を行う流れも強くなってきており、数多くの3Dプリンターが続々と市場に投入されています。

競合が続々と誕生したことも価格が下がった原因でもあるでしょう。

 

 

2.たったの100ドルで買える3Dプリンターも登場

家電量販店で見かける3Dプリンターで最も安いのはXYZプリンティングが提供しているダヴィンチ.Jrの49,800円ですが、世界にはもっと安く販売されているものがあります。

たとえばこちらの光造形式3DプリンターのPeachyはキックスターターでの価格ではありますが、わずか100ドルで事前購入を受け付けています。(ちょっと怪しい・・・)

 

低価格3Dプリンター

 

これ以外にも超低価格な3Dプリンターは続々と出てきています。

 

低価格な3Dプリンターたち

  • Micro3D (199ドル)
  • Tiko (179ドル)
  • Play(77ドル)
  • New Matter (199ドル)

 

FDMやSLAといった手軽なホビーユーザー向けの3Dプリンターの低価格化はここまで進んでいるんですね。日本でも安い3Dプリンターは続々と登場していますが、これからもっと安くなる可能性は高いと思われます。

 

 

3.プロ仕様でも低価格化は進んでいる

こうした個人向けの3Dプリンターの低価格化は進んでいますが、一方のプロ用の高品質な3Dプリンターはどうでしょう。もちろんこちらも例外ではありません。

SLSと呼ばれる粉末をレーザーで溶かしてプリントする3Dプリンターは、非常に綺麗にプリントできることからプロ用として販売されていました。もちろん価格は数千万円からと高価で、一般ユーザーが手の届くものではありませんでした。

こうした状況も近年で変わりつつあります。

 

3-1.3000ドルのフルカラー3Dプリンター

パンドラ3Dプリンター

 

こちらの粉末積層タイプのフルカラー3DプリンターのPandoraは、機体の価格がわずか2999ドルで。同様のプリンターが1000万円ほどすることを考えれば、どれだけすごいことなのかを感じていただけるかと思います。

 

3-2.金属も対応。50万円のSLS3Dプリンター

低価格3Dプリンター金属も対応

 

SinteritはSLS式の3Dプリンターで、多くの3Dプリントサービスで利用されている粉末積層タイプの3Dプリンターと同様の機能を有しています。

ナイロン、ウッド、金属など数多くの素材に対応しているうえに、この価格。これまでの相場がおよそ2000万円していたので、約4分の1まで価格が下がっていることになります。

 

 

3-3.10種類以上の素材に対応した3Dプリンターも登場

MITの3Dプリンターが安い

 

MITが開発したこちらの3Dプリンター。見た目はまだ不恰好ですが、カーボンファイバー、ゴム、電子回路など10種類以上の素材に対応しています。

価格は7000ドルで、約80万円。材料費も1キロあたり2000ドルと非常に安くなっています。同様の3Dプリンターは本体が数千万円、材料費は1キロ5万円。

本体も材料費も驚くほど安くなっています。

 

 

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。

これだけ見ると普通の家庭用プリンターと同じくらいまで価格が下がってきていることがわかりますね。プロ仕様についても価格が下がっていますので、材料費次第ではコンビニプリントばりのお手軽プライスになる日も遠くないかもしれません。

3Dプリンターを自分で買うのか、3Dプリントサービスを利用するのかについては状況によって変わってきますので何とも言えませんが、「失敗しても大丈夫」なくらいのレベルにまで下がってきていることはうれしい限りです。

 

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