1台の3Dプリンターでは作れない物も、たくさんのプリンターが一緒になれば作れるようになるかもしれない。しかもこれまでよりも早く。
オートデスクの新しいプロジェクト「Esher」では、複数の3Dプリントノズルをつなぎ、オブジェクトをプリントする研究が進められています。まずは見てもらう方が早いと思うので、こちらの動画を御覧ください。
このソフトウェアではひとつのオブジェクトを分割し、それぞれのノズルにプリントする命令を出すことができるようになっており、3Dプリントの分業が可能になっています。
これまではひとつのオブジェクトをひとつのノズルでプリントする方法でプリントされていたためスピードが非常に遅く、大きなものをプリントするには不便極まりませんでした。
それぞれのノズルを別々に動かすことで3Dプリントの時間を短縮しようというのがこのプロジェクトの目指すところ。現時点で制御できるノズルの数は「無制限」ということで、大きな製造ラインを作ることもできるかもしれません。
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