マイクロソフトが開発するARデバイス「Holorenz」をよりデザインのツールとして魅力的にするために、オートデスクとパートナーシップを結んでいます。オートデスクが提供するFushion360をHolorenzで使えるようにするためです。
3Dデータが画面を飛び出し、立体的に確認できる。複数の人で共有できるため、コミュニケーションが加速することが期待されています。
図面より3D。画面の中の3Dより、リアルな世界の3D。現在のところ3Dデータをリアルな世界で確認するためには3Dプリンターなどの工作機器を使用して形にするしかありませんでした。造形には時間がかかるため、作業にバッファが生まれてしまい、作業が止まってしまうことも少なくありません。
ARを活用すれば3Dデータをリアルな世界で多くの人と共有することができるので、リアルタイムで作業を進行できるようになります。(触った感じや質感などはわかりませんが)
HolorenzもFushion360のAR対応もまだ開発段階ではありますが、登場するのはそう遠い未来ではないはずです。現実とバーチャルが融合することで、また一つ世界が変わろうとしています。
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